それはそれとして今日はガンドッグを遊んだりした。

GM:からすどん

月曜日辺りに「タイを舞台にした、超ブラックラグーンみたいなシナリオ作るッスよ!」とか言っていたので間に合うかなあ・・・と思ってたら超面白いのが2本もッ!
ありがとうございます(ぺこぺこ)
ホントにブラックラグーンみたいだったし!ウッホー。
あ、でもこんなに面白いゲームばかりしてると闇ゲーム機関に目を付けられるかもしれない。
おっかねえー。

急な話だったのでPLはオデとあーやの二人。
超コンビ打ちする構えで設定を整えていきました。茶番の練習とかしつつ。
今回PCはガンドッグではなく、タイのとある港町を根城にする犯罪者もどきの何でも屋です。
一晩妄想を膨らました結果、朝には膨れ上がった肉腫のような珠玉の設定が!

御陵十字(みささぎ・じゅうじ) 26歳男 コマンダー/オペレーター
表の顔:探偵

PL:オデ 

「ハードボイルドなコンビうち」を起動の合図に
凄い勢いで幼児性ゲージと厨房メーターが溜まって行き、どこに出しても恥ずかしい立派な
ライトノベル生命体に。PLの良識に任されて自由選択なのをいいことに、外見値は最大の10.
超絶美形!超絶美形!(白目で泡を噴きつつ)
北米の犯罪組織の若手幹部だったが、CowboyBebopっぽいイベントがランダムに発生。
付き合ってたナオンが死んだり、組織の偉い人を撃っちゃったりで流れ流れてタイランド
高飛び先の街でマーケットの一角に事務所を構える探偵もどき。
赤道直下のはずなのに、ロングコートを着てハードボイルドぶったりする。
武器はベレッタM93RとフランキSPAS12。

ディー 18歳 男 イタリア人 アサルト/スカウト 
PL:あーや

星辰の位置が再び揃い、Nitoro+星の嘗てない接近と共に奴が再びやって来た!
やっぱり不確定名は“かすかなかぜ”
油断していると1ターンで拳銃弾を12発叩き込んできたりするキリングマシーン。
首が飛ばずとも、まあ死にます。出会ったら即リセット。
抜けた組織からの追っ手に追われて、雨の中倒れている所を御陵が拾って助手扱い。
のゴールデンよくある設定。マンネリこそ偉大なオベリスク。かっこいいですね。
・・・何か問題でもッ!?(逆切れ)
設定の仕切りなおしに伴い、前回より性格が若干クールに。
相手がもう死んでるのに「せっかくだから」とダメージダイスを振り続けるコンバット無慈悲な一面も。
武器はスチェッキンフルオートマチックピストルとFN−ファイブセブンピストルをそれぞれ二挺。



一本目 「1stMission」



御陵は、バラライカっぽいロシアンマフィアの女幹部“バーブチカ”(混ぜるな危険)から呼び出しを受ける。
C国独裁政府を転覆させる重要な革命資料を引き渡す為に、独裁者を裏切ってタイに入ったC国大使が誘拐されたのだ!
彼の持っている資料が敵の手に渡れば、C国民は引き続き圧政に苦しまなければならない。
ロシアンマフィアも新政府絡みの利権にありつけずにションボリしなければならない!
彼を探し出し、資料を奪還せよ!

マーケットに食料品の買出しに出ていたディーは、不審な男達に追われる少女を助ける。
事務所に連れ帰ると、悪の魔の手をするりと抜け出した大使の娘であることが発覚。
パパはきっと助けてやるからな! と二人して発進。



ここまで個別導入+合流シーン。ブラーヴォ。



情報収集の結果、誘拐犯はC国特殊部隊と判明した。人数は5人。とあるビルに陣取って大使を拷問しているという。
急がねば大使がゲロって報酬がピンチ!
ハードボイルドなファッションへのこだわりもなんのその、+10%の隠密修正欲しさに都市迷彩服に身を固めて、完全空き巣スタイルで誘拐犯の留守宅に忍び寄るジャスティスヒーロー二名。

ディー「先に行く。遅れるな。」

言うが早いか凄い勢いで隠密判定を成功させてぬるぬると通風孔からビルに入っていくディー。
無 茶 言 う な 。
ぶつぶつ言いながら追っかける御陵。
敵の大半が買出しに出かけたところを、レッツ強襲。
唸るスチェッキン、轟くSPAS。
カードテーブルをひっくり返して遮蔽にしたりするお約束アクションを取りつつ
火薬と血糊多目のB級アクションを繰り広げ
二人を倒して弾が切れかけたところに、残りの3人襲来。
こめかみを掠めた弾丸で朦朧としたり、抜き打ちに相手の頭をふっ飛ばしたりしつつ
際どい所で勝利。
御陵「俺、荒事は苦手なんだよなあ…」(硝煙たなびくショットガンを構えつつ)
ディー「だったら、もっと探偵らしい仕事を請けるんだな。」
フィニッシュの茶番も綺麗に決まり、芸術点も大量ゲット。



大使と書類を救い出し、依頼人の下へ。
ここで、経費が天井を突き破って赤字になっていること発覚。
このままだとアクト終了と同時にホームレス探偵誕生の予感。
あわてて黒丸尚訳っぽい喋りでバーブチカに報酬アップをねだるオデ。
説得が成功して、ギリギリ600$の黒字。アブねエー。
バーブチカにディーが暴言を吐いて、青くなった御陵が注意する茶番フラグも回収しつつ
バーブチカの経営するホテルを退出。入り口で少女に優しい声をかけるのも忘れないパーフェクトプレイ。
ホテルのロビーからのカメラで、日の光の中に消えて行く二人を映して一本目終了。
やっぱコンビうちはいいよねーなどと盛り上がりつつ次弾装填。



二本目 「Flash



“うそつきマッコイ”は伝説の情報屋だった!
彼に依頼すれば、起きなかったことも起きたことになってしまう裏工作と情報操作のプロ。
闇の世界に巣を張ったインフォメーションのタランチュラ、それが“うそつきマッコイ”!

ジャパニーズヤクザから、巨大企業「アラサカ」(2020から直輸入)に対する恐喝を
成功させるため、アラサカと政府の不正癒着の証拠を捏造せよと依頼されたマッコイは早速
仕事にかかる。が。嘘のつもりがホントにアラサカは政府と癒着していた。ヤバ!
秘密を知ってしまったマッコイに、ザイバツニンジャが迫る!



“いつもの様に事務所でだらだらする”茶番を満喫するプレイヤー二人。
そこに泡食ったうそつきマッコイINC。
「やややや、やばいことになっちまった!助けてくれ!マジでマジで!」
5000$の札束を投げ出しつつ叫ぶうそつきマッコイ。
「まあ、落ち着けよ」「何があったんだ?」「ところで金もっとないか。」と
基本マニューバ三連撃で迎え撃つ御陵とディー。


と、事務所の外で自動車が止まり、複数の人間が下りてくる気配が
GM「感知判定してください」
ディー「成功しました」


「 L ! A ! W !」


「俺ブラックラグーン大好きッスから!」 と輝くGMの笑顔と共に対戦車ロケットインカミング。

崩れ落ちた事務所の中で
「クソ!向こうから売ってきた喧嘩だ!この依頼受けたぜ!」
「ディー!マッコイお嬢さんを外までエスコートして差し上げろ!」
「了解」(ジャキーン)

再び茶番を決めて芸術点ゲット。開くチューリップ。
狭い階段を駆け上ってくるアラサカ工作員チョウ・ユンファ顔で撃退。
GM,うそつきマッコイはNPCですか?」
「エキストラで、2×2サイズのアイテムとして扱います。どちらかが持ってください。」

ゲエーッ

荷物キツキツで最早エンカンブランスに髪の毛一筋ほどの余裕もない二人。
しばし煩悶の末、泣きながらSPAS12に別れを告げるオデ。
また会おう、さようなら、アデュー。君あんまり強くなかったし。*1



しかし、これが後の悲劇を招くとは思いもよらなかった。

敵のバンを奪って、高飛び船が待っている港を目指す二人+2×2サイズのハゲで小太りの親父(アイテム)。
そこに再び追っ手がかかった!
後方から高速で接近する同型のバン二台。
超人病発作を起こした二人は、マッコイに運転を任せてバン後部のドアを蹴破り
ありったけの弾丸を追っ手の運転手に浴びせることでこれを撃破。

いい気になりつつ、辿りついた街で情報収集に。
またも、赤字になりそうな勢いで金をばら撒いて情報収集を行った結果
港には既に待ち伏せしているアラサカセキュリティチームがいる模様。

ならば戦って押し通るまでよ! と勢い込むも、後先考えずに景気よく撃ちまくったために
ベレッタの9mm弾が残り少ないこと発覚。ヤバ!



SPAS12、置いて来るんじゃ な か っ た ー ッ !



泡食って調達判定するもファンブル発生。
店主「お前なんぞに売る弾丸はこの街にはないね!」
御陵「じゃあ、そこのイングラムMac11を二挺下さい。」(泣きながら)
店主「…400$になります。」(物乞いを見る目)

可愛そうに思ったGMの温情でなんとか予備の武器を調達した一同は一路港へと。

宵闇にまぎれて港を窺うと、はたしてゲストっぽい人を含めた黒服が4人。
正面から戦っても勝ち目はないと判断し港の運行システムを御陵がハッキング。
明かりが落ちて暗闇になったところを急襲。
1ターン目にディーの投げた閃光手榴弾が炸裂し、眩しさのあまり敵は皆悶絶。
それをいいことに港のコンテナの上に乗り、月を背景に超いい気になって弾丸の雨を降らせる
ディー。「うわ、俺、今凄いPhantomっぽい!」
双方弾を撃ちつくし、御陵のHPは半分に。ディーは貫通ダメージチャートを5回降りつつも
ザイバツ拳法“アラサカテ”で殴りかかって来る工作員を殲滅して、からくも勝利。



マッコイを見送ってから再び茶番を繰り広げつつ去っていく二人。
御陵「いやはや、探偵ってのはしんどい商売だねえ」
ディー「…これが探偵の仕事なのか?」
御陵「…その質問に答えるのはクソッタレコーヒーを飲んだ後だ」



うおー!俺達かっこいい!と自作自演に悶える二人。馬鹿の子を哀れむような温かい目で二人見つめるGM

いやはや、面白かった!少人数でプレプレアクトを丁寧にして、ゴッツリRPしながら遊ぶと
凄く盛り上がりますね。戦闘バランスも殺るか殺られるかのギリギリでヒートアップしたし。
シナリオもイカス犯罪ものだったし!
またやろう是非やろう100回くらい明日やろう(ギュビー)
そして散漫に書いていたら凄い分量に。ギャーッ!

あと、日記を書いている最中に酒とつまみを持った友人達がいきなり訪ねてきたりした。
でも、闇飲酒機関に目を付けられるのが恐ろしいので今日は不参加。
ごめんよ、ごめんよー(割腹)




次回更新はもろもろの闇機関の手が届かない安全地帯に高飛びしたら。

*1:御陵のスキルが低かっただけ