チョコレート工場の秘密

今度映画になるアレです。*1
お菓子いっぱい夢いっぱいの素敵話だったとのおぼろげな記憶。
イッツメルヒェーン。(背景に薔薇)


……


今読み返すとやたら悪趣味力の高い話だったことが分かりました。
差別語ガンガン出てくるしね!(至福顔)
あと、後継ぎを探したかったとか言って子供を集めておきながら気に入らない子供は人体実験にかけて廃棄するウィリー・ワンカさんはやっぱり狂人だと思いました。


少数民族を箱詰めにしてイギリスに輸送して労働させたり、人体実験で月に打ち上げたりしておいて「彼はお行儀が良すぎたんだ。」の一言で片付けたりするし。マジかっこいいな!

それらの人鬼ズム溢れる所業が濃っいぃペン画の素敵挿絵で彩られます。
登場人物の一人にガム好きの女の子が出てくるんですが、両親白人なのに彼女だけ何故か黒人顔だったりとか
執筆当時の社会的風潮とかを想像せずにはいられないエクストリームアクション。
あ、彼女は全身紫色になって膨れ上がった挙句、工場のジュース絞り機に
押し込まれて物語から退場します(爽やかな笑顔)


超常紳士同盟に加入可能なくらいのオーバーテクノロジー&無慈悲っぷり。
僕の考えた超常紳士同盟にはドリトル先生とワンカさんとメアリ・ポピンズは
必須ですよ。マスト。ダイ(死滅)
ぜってー、ネモ船長よりワンカさんの方がつっええよ!(高学年顔でアサイラム入所)