不本意ながらも魔法使い 

不本意ながらも魔法使い (一迅社文庫)

不本意ながらも魔法使い (一迅社文庫)

高校生、天道戒はコンビニで唐揚げ買って帰ろうとしたら異世界へ召喚された。

人類の守護者ともいうべき大魔法使いマガダリアスの手によって、七大魔族の脅威に人が脅かされしジアルタールの世界へと垂直落下式に掻っ攫われたのだ。


黒のマガダリアス、脅威のマガダリアス、恐るべきマガダリアス、数百年の時を生き、数々の異名を持つ大魔法使いは老衰で死にかけていた。

しかも歳のせいで耄碌し、偏屈になり、どこまでも自分本位で我儘でいっそ邪悪で、特別養護老人ホームから叩き返されて実家介護もままならぬレベルで根性が曲がっていた。


彼は自分の新しい肉体の器として戒を用いるべく、召喚したのだ。



だが、古来よりこの手の大魔法を用いた老魔法使いの運命、末路は一つ。


魔力だけを戒に渡した段階で憐れマガダリアスは死に、後には戒と、マガダリアスの誓約に縛られて彼の手先をしていた二人のならず者、女『ファファード&グレイマウザー』とでも言うべき

”北方の白狼”アーシュラと

”灰の六本指”シルカが残された。


だが、途方に暮れるまもなく三人の前に七大魔族を統べる七人の魔王が現れ、亡きマガダリアスへの貸しを戒から取り立てようとするのだった……



己が魂を資産としてやりとりしようとする魔王たち

なんとか自由を得ようとナチュラル&フレンドリーに戒を亡き者にせんとする気のいい女悪党。

腐敗し悪徳に塗れた人類の王都。


咎無き身に振りかかる理不尽の数々に天道戒がキレる時、恐るべき遺産の戒めは解き放たれるのであった……!カッコイイ!


ガジェットファンタジーとでもいうか、著者の好きなファンタジーの珍味がひたすら盛り合わせになって出てくる感じでこう、元ネタ探しするのも色々たまらないざます。


あらゆる魔法を集積したと豪語するマダガリアスの知識の中に
”星の力を借りて使う魔術”があったのは迷宮キングダムかしら!


わたし、これ続き読みたいわ!





ところで2014年6月の一迅社の新刊3冊は「不本意ながらも魔法使い」のアーシェラを含めて表紙のヒロイン達はみんな金髪で似たデザインの赤い服を着て頭にリボンを付けている。
http://www2.ichijinsha.co.jp/novel/2014/06/

不本意ながらも魔法使い (一迅社文庫)

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ヒロインに制服・頭髪規定がある疑惑。