ジャック・カーリイ著 三角和代訳 『髑髏の檻』

髑髏の檻 (文春文庫)

髑髏の檻 (文春文庫)

異様な捜査能力を持ち、行き詰まったら収監中のヤング・ハンニバル型ハイパーサイコキラー(実兄)にヒントを貰いに行く事で大抵の殺人鬼を捕まえてしまうハンター刑事カーソン・ライダーさん。


彼を主人公としたホントはシリーズ第7弾だけど、第6弾が番外編扱いなんで邦訳順が逆になって翻訳されたシリーズ第六弾(ややこしい)


犬と一緒に休暇でケンタッキーの山中にやってきたカーソン・ライダーさん。


山歩きをしたり、ロッククライミングをしたりと休暇を満喫するライダーさんだったが、当然の様にイマジネーションの限界に挑戦する感じのドえらい連続猟奇殺人事件が発生。それに巻き込まれるのだった。


前巻で当たり前の顔をして脱獄したカリスマ連続殺人お兄ちゃんことジェレミーも登場し、事態はしっちゃかめっちゃかになっていく。


犯行を告げる謎の記号=(8)=の意味とは!? 


シリーズのファンが期待する通りのひっどいオチに快哉を叫べ!!


毎回ハズレがないわね。このシリーズ大好き。