ベン・H・ウィンタース著 上野元美訳 『世界の終わりの七日間』

世界の終わりの七日間 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

世界の終わりの七日間 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

『地球最後の刑事』『カウントダウン・シティ』に続く三部作完結編。


世界が終わる。

隕石が地球に衝突し、全人類が死滅するまであと七日間。


元刑事パレスは、政府の陰謀を暴き、核爆弾で隕石を破壊して地球を救おうと活動する一団に身を投じて行方不明になった妹を探して終末前夜の世界を彷徨う。


ポスト・アポカリプス世界では人々は僅かに残った物資を奪い合って争うが、それは終末前夜でも同じことだ。

だが、生存が絶望的だとわかった時、終わりのないサバイバルからくる不安は消える。


16羽の鶏とビールと一緒にガソリンスタンドに住み着いたカップ

外界と隔絶して変わらぬ生活を続けるアーミッシュの農場。

地下のシェルターに潜った人々。

印象的なシーンが次々と続く。


絶望的な状況下でも目標に向かって歩みを止めない主人公の折れなさ加減が最高にかっこいい。

これ面白いわよ。