しんじゅくまんじゅうΣ

本屋を覗いたら目に付いたのでぼんやりと購入太郎ですよ。
冒頭から主人公が水月豹馬をフルボッコにしていてびっくらこいたりしました。
でも、弱い。すぐ操られる。でも悪い。死に掛けた少年の最後の願いを無視したりするので第2びっこらこい太郎。

一番驚いたのは、文中でさらりと「平凡な東日本」、「得体の知れない西日本」という分類が現れたこと。
魔界都市新宿の区外って基本的には普通の日本だと思ってたら、「魔界学園」なんかと同じ世界背景なのか!
20年ぶりに西から新幹線がきたり、転校生がきたりするのか!
「区外」も侮れない…。
「区外は苦界よ…」そう呟いた女の声が青白く月光に照り映えて美影身九頭龍閃で天かける龍の閃き。

挿絵もよかったです。菊池秀行の小説の表紙は末弥純天野喜孝でないと違和感があるよ派だったのですが、どうしてどうして。
なんか殴られそうでおっかない絵が話に良く合っていてカッコよかった。
「ふざけるな!」「餓ァ!」「鬼ィ!」

あとはロイホに出かけてカシミールビーフカレーを食べたりした。夏の喜び。ロイホ大好きマンですよ。げへへ。